おすすめLinuxディストリビューション
管理人がおすすめするLinuxディストリビューションを紹介します。
おすすめサービス、アプリはこちらで紹介しています。
本ページは各Linuxディストリビューションの安全性・可用性等を保証するものではございません。
ご利用はご自身の責任で行って下さい。
Lubuntu(ルブントゥ)
使いやすい軽量版Ubuntu
公式サイト: https://lubuntu.me/
対応プラットフォーム: x64, Raspberry Pi(旧バージョン)

Lubuntuは有名なLinuxディストリビューション「Ubuntu」の公式派生版です。
デスクトップ環境に「LXQt」(バージョン 18.10から)を採用しており、メモリ消費量・CPU負荷が抑えられている事が特徴です。
環境にもよりますが、デスクトップ環境に「GNOME」を採用した本家Ubuntuは起動直後に1GB程度もメモリを消費するのに対し、Lubuntuは起動直後に300MB台しか消費しません。
10年前のPCやネットブックでも快適に動作します。
軽量であるにもかかわらず、基本的な機能や使いやすさは犠牲になっていません。LXQtのタスクバー/メインメニュー(スタートメニュー)はWindows 98や2000と使用感が似ています。
同じくUbuntuの軽量な公式派生版である「Xubuntu」もおすすめです。
CentOS(セントス、セントオーエス)
サーバに最適な安定したLinux
公式サイト: https://www.centos.org/
対応プラットフォーム: x64

CentOSは業務用Linuxディストリビューション「RHEL(Red Hat Enterprise Linux)」のクローンであるLinuxディストリビューションです。
メジャーリリースのサポート期間が長く、充分にテストされたパッケージにより安定して動作するため、サーバ用途としてよく利用されています。
蛭ヶ岳@自宅のサーバもCentOSで動作しています。
ただ、デフォルトのデスクトップ環境をインストールして使用するには、若干使い勝手が悪い気がします。(好みや用途にもよると思いますが)
RedHat系ディストリビューションで最機能をいち早く試したい開発者やアーリーアダプタには「Fedora」をおすすめします。
追記(2020/12/15):
CentOS 8のサポートは2021年末で終了することが発表されました。
今後はRHELの上流である「CentOS Stream」の開発に注力するとのことです。
CentOS 7については、RHELのライフサイクルに従って、公開が続けられる予定です。
参考:CentOS Project shifts focus to CentOS Stream – Blog.CentOS.org